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kotobank > しぶり腹(テネスムス/裏急後重)とは

 

しぶり腹(テネスムス/裏急後重) 【しぶりばらてねすむすりきゅうこうじゅう】

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家庭医学館の解説

しぶりばらてねすむすりきゅうこうじゅう【しぶり腹(テネスムス/裏急後重)】
 
 便意(べんい)をもよおすのに排便(はいべん)がない、または便意はあっても少量しか出ないのに頻回(ひんかい)に便意をもよおす状態を、しぶり腹といいます。しぶり腹と同意語として、テネスムス(ラテン語由来)、裏急後重(りきゅうこうじゅう)ということばもうかがわれます。
 しぶり腹がなぜおこるのかを説明する前に、正常の排便のしくみについて解説します。
 大腸(だいちょう)は小腸しょうちょう)に続く腸管で、盲腸(もうちょう)→上行結腸(じょうこうけっちょう)→横行(おうこう)結腸→下行(かこう)結腸→S状結腸→直腸(ちょくちょう)に分かれています。大腸のおもな機能は、水分・電解質(でんかいしつ)の吸収と排便にあります。水分の吸収は上行結腸、横行結腸多くがなされ、その結果、下行結腸、S状結腸ではかたまりとしての便が形成されていきます。
 ほどよくかたくなった便塊(べんかい)がS状結腸下部から直腸に進入すると、腸の内圧が高くなり、それと同時に排便反射(はいべんはんしゃ)が生じ、便意をもよおして排便となるわけです。
 したがって、排便反射は直腸の刺激により制御(せいぎょ)されているといえます。
 しぶり腹とは便塊の刺激によらない直腸‐排便反射が生じることであり、そのため便が出ないのに便意をもよおすのです。
 しぶり腹がおこる原因としては、直腸の炎症が考えられます。直腸に炎症をおこす病気はいろいろありますが、赤痢(せきり)、潰瘍性大腸炎かいようせいだいちょうえん)などが代表です。
 一般の大腸炎でもしぶり腹となることもありますが、長引くときは精密検査必要となります。


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それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。この事典によって自己判断、自己治療をすることはお止めください。あくまで症状と病気の関係についてのおおよその知識を得るためのものとお考えください。

しぶり腹(テネスムス/裏急後重)に近い言葉→裏急後重|渋り腹|デモステネス|クレイステネス|エラトステネス|アンティステネス||ストーンズオブステネス|スタンディングストーンズオブステネス|エラスムス

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