デジタル大辞泉
「じんと」の意味・読み・例文・類語
じん‐と
[副]
1 感動して思わず涙が出そうになるさま。「胸にじんとくる言葉」
2 手足などに痛みやしびれを感じるさま。「つま先がじんとしびれる冷たさ」
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
じん‐と
〘副〙
① あることが強く胸に迫って、涙があふれ出そうになるときの感じを表わす語。
※
坑夫(1908)〈
夏目漱石〉「何しろ十九年しか、使ってゐない新しい柔かい頭へ此のわる
笑いがじんと来たんだから、切なかった」
② 手足などがしびれるさまを表わす語。
※童謡・網揚げ(1932)〈
近藤益雄〉「青い電気がじんと来る」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報