すけき

精選版 日本国語大辞典 「すけき」の意味・読み・例文・類語

すけき

〘名〙 語義未詳。
万葉(8C後)一一・二三六四「玉垂小簾の寸鶏吉(スケキ)に入り通ひ来ねたらちねの母が問はさば風と申さむ」
[補注]すきまとする説、「透き明き」の約とする説、老人の歯が抜けてまばらになる意の「すげむ」と類語の「すげく」の存在を想像して(「しづむ」と「しづく」、「のぞむ」と「のぞく」など)その名詞形かとする説などがある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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