すってんてれつく(読み)スッテンテレツク

デジタル大辞泉 「すってんてれつく」の意味・読み・例文・類語

すってん‐てれつく

[副]囃子はやし太鼓などの音を表す語。
[類語]てれつくでんでんどんつくてんつくてん

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「すってんてれつく」の意味・読み・例文・類語

すってん‐てれつく

[1] 〘副〙 太鼓などの音を表わす語。
※歌舞伎・月武蔵野龝狂言(1797)序幕此方(こち)若殿のすってんてれつく〈略〉江戸で珍らしい上方囃子」
[2] 〘形動〙 =すってんてん
※小言自慢(1890)〈骨皮道人〉身体資本にせよ「首尾よく失敗(やりそこ)なってスツテンテレツクの血の涙サ」

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