デジタル大辞泉
「すっぺらぽん」の意味・読み・例文・類語
すっぺら‐ぽん
[副]残らずなくなるさま。すっからかん。
「お陰で書舗は―なり」〈滑・浮世床・初〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
すっぺら‐ぽん
〘副〙 (「と」を伴って用いることもある)
① からっぽになってしまうさま、
無一物になるさまを表わす語。残らず
全部。すっからかん。すっぺりぽん。
※
歌舞伎・
幼稚子敵討(1753)三「すっぺらぽんと遣はしてしまふて、『サア壱文もないハ』と云段に、放
(ほ)り出して仕廻ふのでごりまする」
② はずみがついて
物事の行なわれるさまを表わす語。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報