そうか(瘡痂)病(読み)そうかびょう

百科事典マイペディア 「そうか(瘡痂)病」の意味・わかりやすい解説

そうか(瘡痂)病【そうかびょう】

柑橘(かんきつ)類根菜類などに発生し,罹病(りびょう)部分をコルク化させる植物病総称。かさ病とも。柑橘類のそうか病は子嚢(しのう)菌類一種寄生して起こるもので新梢,葉,果実に発生し,いぼ状に隆起し,果実ではコルク化する。また,ジャガイモ,テンサイ,ダイコンなどのそうか病は放線菌の寄生による。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android