デジタル大辞泉
「そこら」の意味・読み・例文・類語
そこ‐ら
[副]
1 数多く。たくさん。
「―の年ごろ、―のこがね賜ひて」〈竹取〉
2 たいへん。非常に。
「御送りの人ども、寺々の念仏の僧など、―広き野に所もなし」〈源・葵〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
そこ‐ら
〘副〙
①
分量や数の多いさまを表わす語。たくさん。多く。
大勢。あまた。
※竹取(9C末‐10C初)「それが玉を取らんとて、そこらの人々の害せられんとしけり」
②
程度のはなはだしいさまを表わす語。たいそう。非常に。きわめて。
※
源氏(1001‐14頃)
若紫「京にてこそ、所えぬやうなりけれ、そこら遙かにいかめしう、しめて造れる様」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報