そりたたす(読み)ソリタタス

デジタル大辞泉 「そりたたす」の意味・読み・例文・類語

そり‐たた・す

[動サ四]《「す」は尊敬助動詞》語義未詳。いそいそと出発する、まっすぐ高くお立ちになる、などの説がある。
「天の浮橋うきじまり―・して」〈・上〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「そりたたす」の意味・読み・例文・類語

そり‐たた・す

  1. 〘 自動詞 サ行四段活用 〙 ( 「そり」は隆起する意か。「たたす」は「立つ」に尊敬の助動詞「す」の付いたもの ) 未詳。高くお立ちになる意か。一説に、進んでおたちになる意ともいう。
    1. [初出の実例]「天の浮橋に宇岐士摩理(うきじまり)、蘇理多多斯(ソリタタシ)弖〈宇より下の十一字は音を以ゐる〉」(出典古事記(712)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android