ぞぞ髪・ぞぞ神(読み)ぞぞがみ

精選版 日本国語大辞典 「ぞぞ髪・ぞぞ神」の意味・読み・例文・類語

ぞぞ‐がみ【ぞぞ髪・ぞぞ神】

〘名〙
恐怖緊張のために全身の毛がそそけだつこと。多く、「ぞぞがみ立つ」「ぞぞがみが立つ」などの形で、恐ろしさのあまりふるえあがるさまの形容に用いる。
狂歌古今夷曲集(1666)七「君が方へゆかん門出にのむたばこ煙より猶たつはぞぞがみ」
② (①から転じて、「そそけをおこさせるようなもの」の意) 年頃の娘に男ができること。また、その男。
談義本・艷道通鑑(1715)三「娵入比の娘には外邪神(ゾゾカミ)とやらつく物にて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android