たっけ(読み)タッケ

デジタル大辞泉 「たっけ」の意味・読み・例文・類語

たっ‐け

[連語]過去・完了の助動詞「た」+終助詞「け」。上に付く語によっては「だっけ」とも》
過去のことを詠嘆の気持ちをこめて思い返す意を表す。「あのときは大いに慌てたっけ」「この川で遊んだっけ」
確認の問いかけの意を表す。「君も知っていたっけ」「この本は読んだっけ」
[補説]終助詞とする説もある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「たっけ」の意味・読み・例文・類語

たっ‐け

(過去・完了の助動詞「た」に終助詞「け」が付いたもの) 詠嘆的に回想する、また記憶を確かめる気分の話しことば。
洒落本・妓者呼子鳥(1777)四「コレおとみさん、やげんぼりからことづけがあったっけ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android