たっぴつ(読み)タッピツ

デジタル大辞泉 「たっぴつ」の意味・読み・例文・類語

たっぴつ

[形動][文][ナリ]満ちあふれるほどたくさんあるさま。
杯洗すましの水は…水ぎれだ。かわりを―にもってきな」〈魯文安愚楽鍋

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「たっぴつ」の意味・読み・例文・類語

たっぴつ

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 動詞「たらう(足)」に完了の助動詞「つ」の付いた「たらい(足)つ」から変化した語か ) 満ちあふれるほど十分なさま。たくさん。
    1. [初出の実例]「その悦びだといってこの通り、酒肴もたっぴつに」(出典:歌舞伎・与話情浮名横櫛(切られ与三)(1853)三幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android