だまを食わす(読み)ダマヲクワス

デジタル大辞泉 「だまを食わす」の意味・読み・例文・類語

だまをわ・す

《糸で凧をあやつる意から》だます。
ももんぢい百目買うてやるはずだが、此中こんぢゅうの晩も―・した」〈滑・浮世床・初〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「だまを食わす」の意味・読み・例文・類語

だま を 食(く)わす

  1. ( 糸で凧をうまくあやつる意から ) 他人をまどわして自分の思うようにさせる。だます。違約する。
    1. [初出の実例]「こりゃ談合が面白いが、だまくはすのじゃござらぬかや」(出典:浄瑠璃・八百屋お七(1731頃か)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android