だりむくれ(読み)ダリムクレ

デジタル大辞泉 「だりむくれ」の意味・読み・例文・類語

だり‐むくれ

だりむくり2」に同じ。
「トンチキ、こっぽう人、―のよいよいといふのだ」〈滑・浮世床・初〉
しくじり。失敗
七兵衛の―で青菜に塩々陣を引いてからは」〈滑・八笑人・五〉

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精選版 日本国語大辞典 「だりむくれ」の意味・読み・例文・類語

だり‐むくれ

  1. 〘 名詞 〙 ( 動詞「だりむくれる」の連用形名詞化 ) =だりむくり
    1. [初出の実例]「飲食(のみくひ)の為に命を軽んじ貴き金銀を費すを破家的(ダリムクレ)とも嘲るべし」(出典滑稽本・七癖上戸(1810)大意)

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