ちくりちくり(読み)チクリチクリ

デジタル大辞泉 「ちくりちくり」の意味・読み・例文・類語

ちくり‐ちくり

[副]針などで続けて皮膚を刺したり突いたりするさま。また、言行何度も人を刺激するさま。「あちこちちくりちくり(と)さす」「ちくりちくり(と)皮肉を言う」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ちくりちくり」の意味・読み・例文・類語

ちくり‐ちくり

〘副〙 (「ちくり」の強調形。「と」を伴って用いることもある) 針などで幾度も刺すさまや、そういう痛みを感じるさまを表わす語。比喩的に、皮肉や苦言が人を刺激するさまもいう。
※歌舞伎・月欠皿恋路宵闇(1865)大詰「あんまり癪にさはったから、ちくりちくりと種わりを用ゐたのよ」
※見知らぬ人(1936)〈真船豊〉三「チクリチクリと私の勘に引っかかる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android