ちび
- 〘 名詞 〙 ( 動詞「ちびる(禿)」の連用形の名詞化 )
- ① 小さいもの。小さい体のもの。〔現代新語辞典(1919)〕
- ② 年の幼い者。子ども。
- [初出の実例]「埴生なんぞのやうなちびさへ一しょに退治られたのである」(出典:ヰタ・セクスアリス(1909)〈森鴎外〉)
- ③ 背丈の低い人。
- [初出の実例]「『さア来い、土百姓の大男め』〈略〉『洒落臭(しゃらくさ)い、小(チビ)め』」(出典:社会百面相(1902)〈内田魯庵〉矮人巨人)
- ④ ( 他の語の上に付けて ) すりきれてへったもの。ちびたもの。
- [初出の実例]「仇な事・仲人がぼやく禿雪駄」(出典:雑俳・水加減(1817))
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報
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