ちゃらくら(読み)チャラクラ

デジタル大辞泉 「ちゃらくら」の意味・読み・例文・類語

ちゃら‐くら

ちゃら1」に同じ。「ちゃらくらと」の形で副詞的にも用いる。
「あのお方は大の―ぢゃよって油断はならぬぞえ」〈洒・南遊記〉
「いろいろ―とことわりを言ひちらし」〈滑・膝栗毛・五〉

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精選版 日本国語大辞典 「ちゃらくら」の意味・読み・例文・類語

ちゃら‐くら

〘名〙 (形動)
うそやいい加減なこと。また、でまかせを言うさま。
談義本銭湯新話(1754)一「ちゃらくらの彌五兵衛とて寝た内ばかり黙止(だまっ)てゐる」
異性にでれでれ言いかけること。また、そのさま。
滑稽本大師めぐり(1812)上「男と見りゃ、ちゃらくらいふてほたへまはり」

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