ちゃ(読み)チャ

デジタル大辞泉 「ちゃ」の意味・読み・例文・類語

ちゃ

[連語]連語「ては」の音変化》「ては」のくだけた言い方。ちゃあ。「食べちゃいけません」「遅れちゃたいへんだ」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ちゃ」の意味・読み・例文・類語

ちゃ

  1. 〘 連語 〙 ( 接続助詞「て」に係助詞「は」のついた「ては」の変化したもの ) 仮定動作反復などを表わす。ちゃあ。
    1. [初出の実例]「桜の下でわかしゅとであふて、一どすうちゃしちょしちょ、二どすうちゃしちょしちょ」(出典:虎明本狂言・金岡(室町末‐近世初))
    2. 「お客が来りゃア、待しちゃ置(おけ)やせん」(出典滑稽本浮世床(1813‐23)初)

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