デジタル大辞泉
「ちょっきり」の意味・読み・例文・類語
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ちょっきり
〘副〙
※
長唄・
名取川(1756)「しかもよいこの情ざかりに、ちょっきりこっきり小女房の、腰もしなへて、やっくるり」
※俳諧・口真似草(1656)「こと木より先ちょっきりの一葉哉」
③
程度や、動きがわずかであるさまを表わす語。すこし。ちょっと。
※
洒落本・
遊子方言(1770)更の体「此しんなんざ、
(よい)にちょっきり、頬
(つら)をつん出したまま、やうやう今に成って来た」
④ 過不足のないさまを表わす語。ちょうど。かっきり。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報