ちょん切(読み)ちょんぎる

精選版 日本国語大辞典 「ちょん切」の意味・読み・例文・類語

ちょん‐ぎ・る【ちょん切】

〘他ラ五(四)〙
ちょんと切る。また、無造作にぷっつりと切り離す。比喩的に、物事を無造作に途中でうち切ることもいう。
人情本娘太平記操早引(1837‐39)二一〇回「すんでの事に、鼻の先か小鬢でも、ちょんぎられようとしたのス」
② 解雇する。免職にする。

ちょん‐ぎ・れる【ちょん切】

〘自ラ下一〙 つながっているものが、無造作にぷっつりと切り離される。
※今年竹(1919‐27)〈里見弴〉小さな命「そのところどころちょん切れてゐる弧線を」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android