でもしか(読み)デモシカ

デジタル大辞泉 「でもしか」の意味・読み・例文・類語

でも‐しか

[接頭]《「…にでもなろうか」「…にしかなれない」の意から》ほかになるものがないので、やむをえずそれになっているという意を表す。でも。「でもしか先生

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「でもしか」の意味・読み・例文・類語

でも‐しか

〘接頭〙 (「…にでもなろう」「…にしかなれない」などの場合の助詞「でも」と「しか」から) 職業身分などを表わす語に付いて、はっきりした意志でなく、あやふやな気持でなったと軽んじていう意を表わす。「でもしか先生」の類。
※誰かが触った(1972)〈宮原昭夫〉八「先生だってさ、たしか大望のある身で、デモシカ教師だと自称してらっしゃったはずだけど」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android