どれ(読み)ドレ

デジタル大辞泉 「どれ」の意味・読み・例文・類語

どれ

酔っぱらい。
「―に下地の無息力」〈浄・寿の門松
ならず者。どら。
「さてやかましい、皆あいらは―さうな」〈浄・虎が磨〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「どれ」の意味・読み・例文・類語

どれ

〘名〙
泥酔者。よっぱらい。酔いどれ。
浮世草子・西鶴諸国はなし(1685)二「両方ともに、どれになって、色々の物語つきて」
② ならず者。放蕩児。どら。
浄瑠璃・曾我虎が磨(1711頃)傾城十番斬「扨やかましい皆あいらはどれそふな」

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