なあなあ(読み)ナアナア

デジタル大辞泉 「なあなあ」の意味・読み・例文・類語

なあ‐なあ

感動詞「なあ」を重ねたものから》相手と適当に折り合いをつけて、いい加減に済ませること。「なあなあで話をつける」「なあなあ間柄

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精選版 日本国語大辞典 「なあなあ」の意味・読み・例文・類語

なあ‐なあ

  1. 〘 名詞 〙 ( 感動詞「なあ」を重ねたもので、互いにあいまいな表現で折り合うことから ) なれ合い。「なあなあの関係
    1. [初出の実例]「下手な弁護士さんをたのんだら、むこうとなあなあをやってしまう心配が大ありなんです」(出典:追跡(1962)〈高木彬光〉二二)

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