なぐら(読み)ナグラ

デジタル大辞泉 「なぐら」の意味・読み・例文・類語

なぐら

海上の風がおさまったあとも、なお高く立っている波。なぐれ。なごろ

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精選版 日本国語大辞典 「なぐら」の意味・読み・例文・類語

なぐら

〘名〙 =なごろ俚言集覧(1797頃)〕
※歌舞伎・因幡小僧雨夜噺(1887)五幕「『おれもどうせ行くのだから、三人一緒に船にしよう』『風がねえからなぐらが立たず、高輪べりは安心だ』」

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