なまいだ坊主(読み)ナマイダボウズ

デジタル大辞泉 「なまいだ坊主」の意味・読み・例文・類語

なまいだ‐ぼうず〔‐バウズ〕【なまいだ坊主】

江戸時代かねをたたいて念仏を唱えながら浄瑠璃物まねを演じて金品をもらい歩いた僧形物乞い

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「なまいだ坊主」の意味・読み・例文・類語

なまいだ‐ぼうず ‥バウズ【なまいだ坊主】

〘名〙 江戸時代の辻芸人一種。鉦(かね)を鳴らしながら、念仏を唱え、浄瑠璃・物まねなどをして物をもらい歩いた僧形のこじき。なまいたんやほ。
※浄瑠璃・心中天の網島(1720)上「なまいだ坊主が、てんがう念仏申て来る」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android