なれど(読み)ナレド

デジタル大辞泉 「なれど」の意味・読み・例文・類語

なれ‐ど[接]

[接]断定助動詞「なり」の已然形+接続助詞「ど」から》「なれども」に同じ。「天気晴朗なれど、波高し」
「どこでも大事ござらぬ。―、ちょっと医者殿へ聞いてみての事にして下さい」〈咄・鹿の子餅

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「なれど」の意味・読み・例文・類語

なれ‐ど

接続〙 (断定の助動詞「なり」の已然形に、接続助詞「ど」が付いて自立語化したもの) =なれども
咄本・鹿の子餠(1772)医案「どこでも大じござらぬ。なれど、ちょっといしゃとのへきいてみての事にして下さい」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android