にょきにょき(読み)ニョキニョキ

デジタル大辞泉 「にょきにょき」の意味・読み・例文・類語

にょき‐にょき

[副]細長い物が次々に現れ出るさま。「高層ビルにょきにょき(と)立つ」
[類語]にゅっとぬっとぬうっとにょっきりぴょこんぽつり

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「にょきにょき」の意味・読み・例文・類語

にょき‐にょき

〘副〙 (多く「と」を伴って用いる)
① 突然勢いよく人などが現われ出るさま、また、周囲状況に無頓着に、姿を現わすさまを表わす語。
※咄本・百物語(1659)上「にょきにょきとだんなの前へ出けれバ」
物事がつぎつぎに現われ出るさまを表わす語。特に、植物がいくつも生えてくるさまなどにいう。
※俳諧・杖の竹(1816)「松のにょきにょき、竹のすらすら」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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