ねする(読み)ネスル

デジタル大辞泉 「ねする」の意味・読み・例文・類語

ねす・る

[動ラ四]皮肉る。あてこする。
「子にかへての義理立てはおかしいのいやらしいのと―・られて」〈浄・椀久末松山

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ねする」の意味・読み・例文・類語

ねす・る

  1. 〘 他動詞 ラ行四段活用 〙 あてこする。あてつける。
    1. [初出の実例]「遣ひ捨てたの、げしいたのと、ねすらるるを苦にしてか」(出典:浄瑠璃・曾根崎心中(1703))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android