ねっそり

精選版 日本国語大辞典 「ねっそり」の意味・読み・例文・類語

ねっそり

〘副〙 (「と」を伴って用いることもある)
言語動作などが重厚、または、鈍重なさまを表わす語。ねそねそ。
浄瑠璃・関八州繋馬(1724)二「ヤアねっそりの牛盗人ちょろい工(たくみ)のあめだ牛」
② おもてだたないで、徐々に進むさまを表わす語。こっそり。
※浄瑠璃・心中涙の玉井(1703頃)「ねっそりとした事慥へて、久兵衛めと腐合ひ子迄孕(はら)うで」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android