ねんねえ(読み)ネンネエ

デジタル大辞泉 「ねんねえ」の意味・読み・例文・類語

ねん‐ねえ

ねんね」の音変化。
「そういつまでも―じゃ居ませんからねえ」〈藤村老嬢

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ねんねえ」の意味・読み・例文・類語

ねん‐ねえ

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ねんね」の変化した語 ) 幼児赤子(あかご)子ども。また、赤ん坊のように幼稚であることや、その人。世間知らず。ねんねい。
    1. [初出の実例]「ねんねへをはやく産みなに娵こまり」(出典:雑俳・柳多留‐六五(1814))
    2. 「形(なり)は大きくっても孩児(ネンネヘ)で往(いけ)ねへのさ」(出典人情本・閑情末摘花(1839‐41)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android