のい

精選版 日本国語大辞典 「のい」の意味・読み・例文・類語

の‐い

〘終助〙 (終助詞の「の」と「い」とが重なってできたもの。→の) 断定助動詞「だ」「です」を受けることが多く、穏やかに聞き手に働きかける。普通は終止形に付くが、形容動詞型助動詞の連体形に付くこともある。
小鳥の巣(1910)〈鈴木三重吉〉上「もう目を開けてゐるのも辛さうな時があるのですのい」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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