のっと(読み)ノット

デジタル大辞泉 「のっと」の意味・読み・例文・類語

のっ‐と

[副]ぬっと」に同じ。
「背の高い影が―現われた」〈漱石虞美人草

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「のっと」の意味・読み・例文・類語

のっ‐と

〘副〙 思いがけない時に、とつぜん目の前にあらわれたり、急に動いたりするさまを表わす語。ぬっと。
※俳諧・炭俵(1694)上「むめがかにのっと日の出る山路かな〈芭蕉〉 処々に雉子の啼たつ〈野坡〉」

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