ののしり合う(読み)ののしりあう

精選版 日本国語大辞典 「ののしり合う」の意味・読み・例文・類語

ののしり‐あ・う‥あふ【ののしり合】

  1. [ 1 ] 〘 自動詞 ハ行四段活用 〙 一度大勢の人が声高にしゃべり騒ぐ。口々にわめき騒ぐ。
    1. [初出の実例]「ものくひ、酒のみ、ののしりあへるに」(出典:枕草子(10C終)二五)
  2. [ 2 ] 〘 他動詞 ワ行五(ハ四) 〙 ( 罵合 ) 互いに相手を非難し悪口をいう。
    1. [初出の実例]「罵り合ひ、奪ひ合って」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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