はっかん

精選版 日本国語大辞典 「はっかん」の意味・読み・例文・類語

はっ‐かん ハク‥【白鷴・白

〘名〙 キジ科の鳥。全長約一メートルで尾が長い。雌雄で羽色が異なる。雄の背面は純白で細いV字形の黒斑があり、腹面は紫黒色。顔に赤い肉こぶがあり、後頭に紫黒色の長い羽冠をもつ。雌はやや小形で、羽色は褐色を主色とし、羽冠は黒褐色で短い。中国南部山地の森林分布ヨーロッパなどで愛玩用または猟鳥として輸入・養殖される。
菅家文草(900頃)五・弓「歩中楊葉遠、雲外白間軽」 〔雍陶‐和孫明府懐旧山〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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