はっしはっし

精選版 日本国語大辞典 「はっしはっし」の意味・読み・例文・類語

はっし‐はっし

  1. 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる )
  2. 物を強く続けざまに打つさまを表わす語。また、物がはぜたりするさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「其薪がなましいほどに、此を焼けばはっしはっしとなりて如爆竹ぞ」(出典:両足院本山谷抄(1500頃)九)
  3. 物のいい方や応答がよどみないさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「物をはっしはっしと申て」(出典:虎寛本狂言・粟田口(室町末‐近世初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android