はつはつ

精選版 日本国語大辞典 「はつはつ」の意味・読み・例文・類語

はつ‐はつ

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 「はつか」と同語源 )
  2. あることが、かすかに現われるさま、ちょっと行なわれるさま。副詞的にも用いる。ほんのちらっと。はつか。
    1. [初出の実例]「波都波都(ハツハツ)に人を相見ていかにあらむいづれの日にかまたよそに見む」(出典:万葉集(8C後)四・七〇一)
  3. やっとのことでそうなるさま。かつかつ。〔日葡辞書(1603‐04)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「はつはつ」の読み・字形・画数・意味

】はつはつ

魚がはねる音。また、風などの音。明・文徴明〔鵲を画く〕詩 小雨初めて收まり、風たり 叢竹に亂れ飛んで、聲を

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