ぱちくり(読み)パチクリ

デジタル大辞泉 「ぱちくり」の意味・読み・例文・類語

ぱちくり

[副](スル)驚いたりあきれたりしたときなどに、まばたきするさま。「目をぱちくり(と)させる」
[類語]まばたくまたたまじろぐしばたたくぱちつかせるしょぼしょぼきょときょときょろきょろぎょろぎょろじろじろじろりきょろりぎょろりそわそわ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ぱちくり」の意味・読み・例文・類語

ぱちくり

〘副〙
① 驚いたりあきれたりする際に、盛んに大きくまばたくさまを表わす語。
桐一葉(1894‐95)〈坪内逍遙〉二「目ばかりぱちくりあきるる顔」
扇子などを小さく開け閉めするさまを表わす語。
※すみだ川(1909)〈永井荷風〉一「稽古のすむまで縁近くに坐って扇子をぱちくりさせながら」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android