ひずみ集中帯(読み)ひずみしゅうちゅうたい

知恵蔵mini 「ひずみ集中帯」の解説

ひずみ集中帯

日本列島地殻ひずみが特にたまりやすいと推測される帯状領域で、北海道西部から北陸地方にかけての「日本海東縁ひずみ集中帯」と、北陸地方から近畿地方にかけての「新潟-神戸ひずみ集中帯」の2つが存在する。活断層活褶曲(かつしゅうきょく)などの活構造が多く存在し、地震が発生する原因となっている。1995年の阪神・淡路大震災、2004年の新潟県中越沖地震、14年の長野県北部地震、18年6月の大阪府北部地震などが新潟-神戸ひずみ集中帯で発生した。

(2018-6-21)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android