精選版 日本国語大辞典 「ひちひち」の意味・読み・例文・類語
ひち‐ひち
〘副〙 (「と」を伴って用いることもある)
※落窪(10C後)二「腹こぼこぼと鳴れば、翁、あなさがな、冷えこそ過ぎにけれといふに、しひてこぼめきてひちひちと聞こゆるは」
② 魚の勢いよくはねかえるさま、また、そのようにいきのよいさまを表わす語。ぴちぴち。びちびち。
※俳諧・竹馬狂吟集(1499)一〇「夜中にものぞひちひちといふ うをの子のかけひの水を伝ひ来て」
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