ひで

精選版 日本国語大辞典 「ひで」の意味・読み・例文・類語

ひで

〘名〙
① 松の根株。特に樹脂分の多いものにいい、幹の伐採後放置された年数の長いものほど良質とされる。松根油松煙原料になり、灯火燃料とされた。
※俳諧・俳林一字幽蘭集(1692)下「新酒あるかと市をとふ人〈亀翁〉 てる月ににほひてひでの燃残り〈沾岵〉」
香典のこと。鹿児島地方でいう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android