ぴちん

精選版 日本国語大辞典 「ぴちん」の意味・読み・例文・類語

ぴちん

〘副〙 (多く「と」を伴って用いる)
① 固い物が、勢いよく打ち当たったり、折れたりはねたりなどして響く音、またそのさまを表わす語。ぴちり
※あらくれ(1915)〈徳田秋声五三「花がはじまると、ぴちんぴちんと云ふ札の響が」
② 乱れなく整ったさま、物や様子が整ってすきのないさまを表わす語。
※助左衛門四代記(1963)〈有吉佐和子〉二「飯喰うている横に、ぴちんと坐りよって身動きせんのや」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android