ふさ(読み)フサ

デジタル大辞泉 「ふさ」の意味・読み・例文・類語

ふさ

[副]《房のように多くのものが集まっているところからか》たくさん。一説に、みな、すべての意とも。
射目いめ立てて跡見とみ岡辺のなでしこが花―手折りは持ちて行く奈良人のため」〈・一五四九〉
[形動ナリ]多いさま。おびただしいさま。
「馬どもなど、―に引き散らかいて、騒ぐ」〈かげろふ・中〉

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