ふっふと

精選版 日本国語大辞典 「ふっふと」の意味・読み・例文・類語

ふっふ‐と

〘副〙 口をすぼめて繰り返して息を吹き出すさまや、声が勢いよく続いて出るさまを表わす語。また、苦しそうな息づかいのさまを表わす語。ふうふう。
※玉塵抄(1563)一三「天子え書をささげてことをまうすに、案内もまうさずふっふと心にまかせて上たぞ」
※今年竹(1919‐27)〈里見弴焼土「錆びついた旧い蒸気機関のやうに、枯々とした息を、ふっふと洩し」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android