ふるさと市町村圏(読み)ふるさとしちょうそんけん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ふるさと市町村圏」の意味・わかりやすい解説

ふるさと市町村圏
ふるさとしちょうそんけん

1988~1989年度のふるさと創生1億円事業の後を継いで、ふるさと創生と多極分散型国土の形成旗印従来広域市町村圏をいちだんと進めた圏域行政。平均10市町村が一体となって複合事務組合を結成し、ふるさと市町村圏計画都道府県に提出する。都道府県は、その計画を自治省(現総務省)に渡し、自治省が「モデル市町村圏」に指定、おおむね10億円の基金を設定し、人材育成のための研修や地域イベントなどのソフト面から事業を支援する仕組みである。2000年(平成12)現在、181の地域が指定されている。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android