ふん掴(読み)ふんづかまる

精選版 日本国語大辞典 「ふん掴」の意味・読み・例文・類語

ふん‐づかま・る【ふん掴】

〘自ラ五(四)〙 (「ふん」は接頭語) 「つかまる(掴)」を強めていう語。
西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文〉一〇「見つかッてふん掴(ヅカ)まッた上に」

ふん‐づかま・える ‥づかまへる【ふん掴】

〘他ア下一(ハ下一)〙 (「ふん」は接頭語) 「つかまえる(掴)」を強めていう語。ぐっとつかまえる。
※西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文〉初「ふんづかめへてはなしなさんな」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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