ぶら下がり(読み)ブラサガリ

デジタル大辞泉 「ぶら下がり」の意味・読み・例文・類語

ぶら‐さがり【ぶら下がり】

ぶらさがること。「ぶら下がり健康器」
首相・閣僚などの要人を取り囲み、立ち話の状態で、または歩きながら、記者団が質問し取材すること。報道業界でいう。ぶら下がり取材。

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精選版 日本国語大辞典 「ぶら下がり」の意味・読み・例文・類語

ぶら‐さがり【ぶら下】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ぶらさがること。
  3. ( すでに仕立上がって店頭などにぶらさげてあるところから ) 既製服。つるし。
    1. [初出の実例]「縦縞の錦紗の袷━これは去年の暮れに、了助の妻が改代町へ行ってブラ下がりを買って来て、今年になって染め替へたものであるが」(出典:コップ酒(1933)〈浅見淵〉)
  4. 書籍印刷で、句読点が標準字詰の行末に収まらない時、行末からはみ出させて組む組み方。「ぶらさげ」とも。〔本と校正(1965)〕

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