べっちん瓜(読み)べっちんうり

事典 日本の地域ブランド・名産品 「べっちん瓜」の解説

べっちん瓜[果菜類]
べっちんうり

近畿地方、兵庫県の地域ブランド。
主に明石市で生産されている。古くから東播磨地方で浅漬けうりとして親しまれていた。完熟したときの色つやが別珍に似ていること、果実に爪を当てた際の「べっちん」という音で収穫期を判断したことからこの名前がついたという。重さは400g〜800gで、果皮は濃い緑色。浅い溝が10条ある。果肉淡黄色で、やわらかな歯ごたえとほのかな甘みが特徴。もとは生食用であったが、現在は漬物専用として栽培されている。ひょうごの伝統野菜

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android