ほろく

精選版 日本国語大辞典 「ほろく」の意味・読み・例文・類語

ほろく

  1. 〘 副詞 〙 すこし。いささか。一説に「くわしく、つまびらかに」の意とも。
    1. [初出の実例]「彼が心ばへをしほろく知たれば」(出典:今昔物語集(1120頃か)二五)

ほろくの補助注記

今昔物語」にだけ見られる語で、「ほろさ」と合わせて考え、形容詞「ほろし」を想定する説がある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android