まんた

精選版 日本国語大辞典 「まんた」の意味・読み・例文・類語

まんた

  1. 〘 名詞 〙
  2. 上方で、天神の位を持つ遊女の称。揚屋茶屋の者、禿などからいう。まやんた。〔随筆守貞漫稿(1837‐53)〕
  3. 転じて、一般に娼妓(しょうぎ)をいう。
    1. [初出の実例]「出家の傍へ穢らはしい、腥(なまぐさ)まんた罰当り、けんほろろに寄付けず」(出典:浄瑠璃・山城国畜生塚(1763)四)
  4. 天神茶屋女房。下男下女からいう。〔随筆・守貞漫稿(1837‐53)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「まんた」の読み・字形・画数・意味

【謾】まんた

あなどり、だます。

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