デジタル大辞泉
「もしゃくしゃ」の意味・読み・例文・類語
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もしゃ‐くしゃ
※
咄本・喜美賀楽寿(1777)序「つんとしたる、ぴんとしたるふくれっつら、仏頂頬、
小児の泣っつら、一切の
腹立、もしゃくしゃしたる
心労によし」
※五重塔(1891‐92)〈
幸田露伴〉一二「夫の腹の底に在る
煩悶(モシャクシャ)を殺いで遣りたさ」
[3] 〘形動〙 髪の毛が乱れたり、不揃いに密生しているさま。もじゃもじゃ。
※多情仏心(1922‐23)〈里見弴〉不良の徒「毛をモシャクシャにして、ガリガリ音がするほど頭の
地肌を掻き廻した」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報