もたつき

精選版 日本国語大辞典 「もたつき」の意味・読み・例文・類語

もた‐つき

〘名〙
物事が思うようにはかどらないこと。
樹影(1972)〈佐多稲子〉一三「いつものもたつきが整理されて明るさが出ているとおもう」
男女がむつまじげにふざけ合うこと。
人情本・春情花の朧夜(1860頃か)叙「初代春水がものせし粋書の如く、男女の引張措(モタツキ)に稍、不怪気(あやしげ)なる界へ至り」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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